軽井沢ラジオ大学の収録にて實金健先生にご出演いただきました。
こんにちは。ケアリー通信をご覧いただきありがとうございます。
ケアリーの舩見です。
軽井沢ラジオ大学の収録にて、岡山赤十字病院 病院長實金健 先生にご出演いただきました。

日本赤十字の病院は大正2年に設立され、来年で100周年を迎えるそうです。
その長い歴史の中で、どれほど多くの命と向き合ってこられたのか――。
その重みを感じながらの収録となりました。
「施設に臨むこと、備えるべきこと」
収録が終わってからの雑談の中です。
施設として必要なこと、備えるべきこと、そして必要なスキルについてお伺いしました。
すると先生は、穏やかにこうおっしゃいました。
「特別なスキルは、そんなにいらないよね。」
そして、先生はご自身のお父様の看取りの経験を語ってくださいました。
お父様に“かっこいい最後”を迎えさせてあげた――
その言葉が、とても印象に残りました。
私自身の記憶
私は、自分の祖母の最期を今でも鮮明に覚えています。
強心剤を打たれ、点滴が続き、
足から水が染み出し、おむつを巻き、
手足は大きく浮腫み、紫色に変色し、
子どもながらに「人間とは思えない」と感じてしまうほどの姿でした。
正直、怖かった。
そして母の看取りも、決して「満足できた」とは言えません。

だからこそ、先生のお話は胸に深く響きました。
「看取りはみんな初心者」
先生はこうおっしゃいました。
「みんな、自分の両親の看取りは初めて。だからこそ、“お手本”が必要なんだよね。」
“かっこいい最期”というお手本があれば、人はきっとそれを真似る。
その言葉に、私は強く心を打たれました。
1分1秒でも延ばしたい気持ち
誰でも、
「1分1秒でも長く生きてほしい」
「まだ諦めたくない」
そう思うものです。
けれどそれが、本当にご本人が望んだことなのか。
それは、その人にとって“かっこいい最後”なのか。
とても考えさせられました。
看取りに正解はない

看取りに正解はありません。
でも私は、「自分の親を入れたい施設」を理念に掲げている立場として、利用者さんに“かっこいい最後”を迎えていただきたい。
そして、
自分の親族にも。
自分自身にも。
そう心から思いました。
これからの私の学び
「かっこいい最後」とは何か。
・苦しみを最小限にすること?
・本人の意思を尊重すること?
・家族が後悔しない時間をつくること?
・人としての尊厳を守ること?
きっと一つではありません。
だからこそ、私なりの“かっこいい最後”を追求し、学び、ケアリーの現場に落とし込んでいきたいと思います。
實金先生、本当にありがとうございました。
この出会いと学びを、
利用者さんの未来へ、
そして職員の学びへ、
必ずつなげていきます。
舩見友美
株式会社ケアリー
軽井沢ラジオ大学収録にて 🎙️


