ケアリーの当たり前

私たちは、リスク回避を言い訳に、ご入居者の尊厳を軽視することはありません。
それは理想ではなく、ケアリーでは、あたり前のことです。

「自分の親ならどうする」がケアリーの出発点です。

自分の親なら・・・清潔を保つ、動植物とのふれあいを大切にする 、トイレでの排泄を優先する、食事を楽しんでもらう、四季折々の風情を感じてもらいたいと思うのはあたり前のことです。

そんな「当たり前」をケアリーでは大切しています。

ケアリーの当たり前をご紹介します

(1)お天気良い日は散歩

ケアリーでは、末期がんや人工呼吸器、神経難病、特定疾病など介護度が高い方や難病の方々が多くご入居されています。

通常、こうした方々を受け入れている老人ホームでは、急変や感染リスクを避けるため、散歩や外出を制限するところが多いのですが、私たちは違います。


四季の移り変わりや外気を浴びることが心身のリフレッシュに繋がると信じている私たちは、スタッフ全員が力を合わせて、散歩を楽しむ機会を提供しています。

これは、医師のアドバイスやご入居者のご家族からも同意を得て行っています。

同業者や医師、ケアマネジャーなどからは、このような状態の方々の散歩に驚かれつつも、感動していただいています。

私たちの取り組みが、高度な介護が必要な方々にも人間らしい豊かな生活を提供する上で意義があると評価されています。

このように私たちのナーシングホームケアリーは、ご入居されている方の心身の健康と幸福を大切に、皆さんが自然を感じ、リラックスできる散歩のときに見せる笑顔が、日々の生活にほんの少しでも豊かさをもたらすと考えています。

(2)おむつは最終手段!可能なかぎりトイレに

転倒リスクを減らし、介護スタッフの負担を軽減するため、多くの老人ホームではご入居後すぐに全ての方におむつを着用させるケースが見受けられます。

トイレや尿器の代わりとしておむつを使用するよう促すことで、安全かつ、ケアの手間を減らそうとするのは理解できる側面もあります。しかし、おむつを使用している方々にとって、進んでおむつを着用したいと考えている方は一人もいないでしょう。

ケアリーでは、寝たきりの方や移動が危険な状態の方を除き、おむつは最終手段だと考え、スタッフが協力し合いながらできるだけトイレに誘導して排せつを促すよう心掛けています。トイレへの誘導は慎重かつ尊重の姿勢を持ち、ご入居者の気持ちを優先し、サポートしています。

(3)尿取りパットとの併用でも、紙おむつは毎日交換

ケアリーでは、おむつを使用している方々とのコミュニケーションを取りながら、ご本人の尊厳を大切にします。

おむつ業者さんいわく、通常老人ホームでは、ケアの手間の軽減と経済的な理由から、尿取りパットとテープタイプの紙おむつを併用している場合は、紙おむつの交換は汚れたときのみ行っているとのことです。

ケアリーでは、全くモレていないような時でも、衛生面からも、下着を交換するのと同じ頻度で、毎日交換しています。

見た目にはわからなくても、知らないうちに少量の尿を吸収し時間の経過に従い、雑菌が繁殖したり、皮膚が湿り気でふやけたり、尿の分解に伴って、皮膚が刺激を受けたりするようになり、褥瘡や感染症の原因となることがあるのです。

おむつ業者さんには、驚かれることもありますが、毎日の交換で心のこもったケアを提供し続けることで、皆さんが快適で幸せな時間を過ごせるようスタッフ一同頑張っています。

(4)セラピー犬の導入~動物とのふれあいからの喜びを

感染症や鳴き声が気になることや、動物が苦手な方もいるため、施設内に動物を入れない老人ホームも多いようです。

ナーシングホームケアリー下佐波には、3匹の秋田犬のセラピー犬、スタッフが連れてきた迷子の子猫たち、散歩で見つけたメダカやおたまじゃくしたちがご入居者の日常に溶け込んでいます。


これだけたくさんの動物がいると、世話をしたり、掃除や、管理がたいへんなこともあります。

それでも、例えば普段無口な方が、動物とふれあい、動物に話しかけたり、賢さに感心することで、自然と言葉が出て、笑顔になっていくことの方が大事だと考えています。

また、動物という共通の話題があることでご利用者同士やスタッフとのコミュニケーションが増える光景もあります。

ケアマネジャーが、秋田犬会いたさで訪ねて来る時もあります。
私たちのナーシングホームケアリーは、ご入居者の心身の健康だけでなく、心の豊かさも大切にしています。

動物たちとのふれあいは、癒しや喜びを提供するだけでなく、コミュニケーションの促進にも効果的だと実感しています。

(5)入居者に驚きと感動の体験を! 記憶に残る施設イベント

私たちのスタッフはイベント好きが揃っています。

例えば、夏祭りでは、ヨーヨー釣り、宝千本引き、射的、輪投げ、焼きそば、たこ焼き、チュロス、フランクフルト、おにぎり、かき氷などを用意し、地域自治会の夏祭りさながらの楽しい雰囲気を演出しています。

敬老の日には、ご入居者全員に手づくりのだるまお守りを用意し、まるでお孫さんからの精魂込めたプレゼントのような感動を提供しました。

秋のサンマパーティーでは、北海道直送のサンマの炭焼き、ごろごろの栗ご飯、ハマグリ、カニ焼きなどを提供し、まるで漁港のレストランで楽しんでいるかのような雰囲気を楽しんでもらいました。

母の日には、150本のカーネーションをお花屋さんから取り寄せて皆さんにプレゼントしました。

見せかけのイベントではなく、ご入居者が日常を忘れるほど楽しんで笑顔になってもらえるよう、ケアリーのスタッフがプロ級と自負できるくらい本気で企画しています。

日々のケアに加えて、イベントの企画運営はしんどいからと、ほどほどにこなしている老人ホームも多くあります。

私たちのナーシングホームケアリーは、あと何回の記念日を迎えられるかわからないからこそ、常に全力で、思い出に刻まれるイベントにこだわっているのです。

(6)面会制限は、ほぼありません

老人ホームでは、昨今面会時間や人数を制限することで感染リスクやスタッフの手間を軽減している場合が多いです。

ナーシングホームケアリーでは、ご家族とたくさん楽しい時間を過ごしてもらえるように、厳しい規則やルールを設けず、感染対策に配慮しながら、自由にご来訪いただいています。大切な方との時間を過ごすことで生きがいや意欲を持ちながら過ごしてもらえると考えています。

ご近所の方が、おじいちゃんやおばあちゃんの様子を見に来るように、ご入居者のご友人が訪ねてくることも良くあります。これは老人ホームではあまり見ない光景でしょう。

ナーシングホームケアリーでは、リスクという壁を越えて、ご入居者の尊厳を重んじる風土を醸成し、スタッフ全員が積極的に意見を出し合える環境を整備しています。

効率、マニュアル、ルーティンに縛られない仕事のやりがいや喜びを見つけに、ケアリーの門をたたいてみませんか。

施設見学やお仕事説明会への参加をお待ちしています!

ご興味のある方は、いつでもお気軽にお問い合わせください。
皆様と一緒に素敵なケアリーの未来を築いていけることを楽しみにしています。

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専門職としてのスキルを在宅で十分に活かしたいと考えている方、ぜひ私たちと一緒に働きませんか?ケアリーは、家族と過ごしているようなあたたかなケアを心がけ、医療依存度の高い方の受け入れもおこなっています。

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