長浜下坂中 1周年記念パーティーを開催しました!

いつもご覧いただきありがとうございます、ナーシングホーム ケアリー長浜下坂中です。
9月26日、ナーシングホーム ケアリー長浜下坂中は、無事に開設1周年を迎えることができました。

当日はあいにくのお天気でしたが、たくさんのご家族様、関係者の皆様にお越しいただき、盛大に1周年記念パーティーを開催することができました。

朝から行われたのは運営懇談会。

施設長の門野より、この1年間の施設の運営状況やスタッフの体制、利用者様の日頃のご様子などについてお話をさせていただきました。

そして利用者様やご家族様からは、

「病院から退院してきた時より、はるかに元気になった」
「震えが止まった」
「以前より明るくなった」

など、本当にうれしいお言葉をたくさんいただきました。

私たちにとって、これ以上うれしい言葉はありません。

そして、いよいよ1周年記念パーティーのスタートです!

会場にはキッチンカーやさまざまなお店が集まり、お肉料理やドーナツ、おはぎ、ちらし寿司、クッキーやカヌレなどのスイーツがずらり。

施設からもキーマカレー、フランクフルト、スイーツビュッフェをご用意し、会場はとってもにぎやかになりました。

この日を楽しみにしていたTさん

そして今回の1周年には、どうしても一緒に迎えたかった方がいました。

Tさんです。

Tさんは、もともとケアリー彦根宇尾にご入居されていましたが、ご自宅が長浜だったこともあり、長浜下坂中の開設後、こちらへ移ってきてくださいました。

Tさんは、この1周年記念パーティーを本当に楽しみにしてくれていました。

食べることが大好きだったTさん。

「キッチンカーでスイーツを買うんだ」と楽しみにされていて、「今度は入院しないように気をつけよう」と笑って話していました。

ところが、その後入院され、残念ながら入院先の病院でその生涯を全うされました。

Tさんには手に麻痺があり、以前、

「私には自分でできることなんて何にもない」

と涙を流されたことがありました。

その姿を見た看護師が、

「それなら、口で絵を描いてみたらどう?」

と提案しました。

筆と絵の具を用意し、そこからTさんの挑戦が始まりました。

慣れない筆を口にくわえて一生懸命練習し、少しずつ絵が描けるようになると、

「私にもこんなことができるんだ」

と、とても喜んでくださいました。

それからのTさんは、みるみる表情が明るくなっていきました。

できないことではなく、「自分にもできることがある」。

そのことがTさんの自信や笑顔につながっていく姿を、私たちスタッフもずっとそばで見てきました。

だからこそ、この1周年の日を一緒に迎えられなかったことが本当に残念でなりません。

でも、Tさんにも一緒に参加してもらいたくて、この日はTさんのお写真と、口で描かれた大切な作品を会場に飾らせていただきました。

そして当日は、Tさんのご家族も来てくださいました。

飾られた写真や作品をご覧になり、

「こんなふうに飾ってもらって、施設のみんなに愛されて、この施設に入ることができて本当に幸せでした」

そんな言葉をかけてくださいました。

その言葉を聞いて、私たちも思わずウルウル。

最後の記念撮影では、Tさんのお写真も一緒に。

姿は見えなくても、Tさんも一緒に長浜下坂中の1周年を迎えてくれたような気がしました。

Tさん、楽しみにしていたスイーツ、届いたかな。

私たちはこれからも、Tさんの笑顔と、口に筆をくわえて一生懸命描いていた姿を忘れません。

利用者様からのハンドベル演奏♪

続いては、この日のために利用者様が一生懸命練習してきたハンドベル演奏です。

毎週毎週、練習を重ねてきた利用者様たち。

代表の利用者様からご挨拶をいただいたあと、「きらきら星」と「富士の山」の2曲を披露してくださいました。

一生懸命ベルを鳴らす皆さんの姿を見ていると、これまでの1年間のいろいろな出来事が思い出され、思わず涙がこぼれました。

本当に素敵な演奏でした。

スタッフも体を張りました!(笑)

そしてここからは、スタッフによる余興!

まずは東北チームの愉快な仲間たちが、橋幸夫さんの「メキシカン・ロック」に合わせて登場!

会場は一気に笑いに包まれました。

そして、さらに笑いをさらったのが……

2人羽織!!

まず挑戦したのは、なんと熱々のラーメン!

後ろの人にはもちろん前が見えません。

お箸でラーメンをつかんでは、口を探して右へ左へ(笑)

やっと口に入ったと思ったら、

「熱い!熱い!熱いーーー!!」

とギャーギャー大騒ぎ!

熱々ラーメンと必死に格闘するスタッフの姿に、利用者様もご家族様も大笑いでした。

そしてお次は手作りサンドイッチ!

用意された具材は、ハムやフルーツ、ホイップクリーム、マスタードなどなど。

「それ、一緒に入れるの!?」という組み合わせもお構いなし(笑)

とにかくモリモリ、どんどん挟んでいきます。

完成したのは、もはやサンドイッチなのか何なのか分からないほどの超特大サイズ!

それを大きなお口で、

パックリ!!

ホイップクリームは顔につき、具材はこぼれ、服までベタベタ(笑)

本人たちは必死ですが、周りはもう大爆笑!

スタッフが文字通り体を張って、会場を盛り上げてくれました。

マジックに、不思議なバンド演奏!

続いては、マジシャン泰平さんによるマジックショー。

泰平さんは、マジシャンYUKIさんのお師匠さんというご縁から、今回お越しいただきました。

そして最後は、劇団文豪家さんによるユニークなバンド演奏!

これがまた、とっても不思議で面白いんです。

普段の生活で使っているような物が次々と楽器に変身!

リーダーの番長さんを中心に、串を使ったり、足を叩いたり、洗濯板を鳴らしたり。

「そんな物まで楽器になるの!?」と驚きながら、会場のみんなで大笑いしました。

そして「上を向いて歩こう」が演奏されると、一緒に口ずさむ利用者様の姿も。

中には涙を流しながら歌ってくださる方もいらっしゃいました。

そして、この日とても印象に残ったことがあります。

普段はお部屋で過ごすことが多く、すぐにお部屋へ戻りたがる利用者様が、

「今日は部屋に帰りたくない」

と言って、長い時間みんなと一緒に食堂で過ごしてくださったこと。

その言葉が、本当にうれしかったです。

閉会の挨拶では、感動して涙を流してくださる利用者様もいらっしゃり、笑いあり、涙ありの、とてもあたたかい1周年記念パーティーとなりました。

振り返れば、この1年間、本当にいろいろなことがありました。

決して順調なことばかりではありませんでした。

出会いがあり、別れもありました。

それでも、その一つひとつの時間が、今の長浜下坂中につながっています。

利用者様、ご家族様、関係者の皆様、そして毎日利用者様に向き合ってくれているスタッフ。

たくさんの人の想いと、スタッフの団結力、そして何より利用者様への愛情によって、長浜下坂中は素敵な施設になりました。

2年目も、ケアリーの理念である

「親を入れたい施設」
「迷ったら、自分の親と思う」

を大切に。

「ここに来てよかった」
「ここで過ごせてよかった」

そう思っていただける場所を、みんなでつくっていきたいと思います。

長浜下坂中に関わってくださったすべての皆様へ。

この1年間、本当にありがとうございました。

そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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